医療法人の設立

医療

医療法人の歴史

医療法人は平成19年4月以降、持ち分なし社団医療法人・基金制度採用しか設立出来なくなっております。

今現在、旧法の持ち分あり医療法人と新法の持ち分なし社団医療法人・基金制度採用を併せて約9割を占めています。現在は医療法人と言えばこの2つを指すと考えて良いです。

基金制度とは貸付金のことであり金利は無償、理事長がほとんど出しているのが通例です。

 

株式会社と医療法人の違い

株式会社の最高意志決定機関は株式総会、議決権は株の投票割合で決まります。代表役員は代表取締役、執行役員は取締役、執行機関は取締役会。監査をする者は監査役です。
かたや、医療法人の場合は最高意志決定機関は社員総会、議決権は多数決。代表役員は理事長。役員は理事、監査する者は監事です。

注意点について社員は平等に1人1票を持っています。理事長や理事も1人1票です。理事長が全額拠出していても1票です。社員は株式会社でいう「株主」であり、医療機関の職員ではありません。

理事会で協議をし、業務の運営を行いますが、代表権は理事長だけが持ち、理事長が医療法人を代表します。

医療法人が運営する病院・診療所にかかる経営情報の報告は医療法人のみであり、個人クリニックは報告不要です。現在は医療法人の設立は社団の方であり、財団の方はほとんどありません。

*医療法人は医療法第7条と54条において「非営利性」と「剰余金の配当の禁止」が定められています。これは無償で働くという意味ではありません。利益は出しても良いです。院長が1人占めせずに職員やその他、役員達にも分配しなさいよ!という意味です。

設立認可申請必要書類 都道府県ごとに異なる

 

福井県の場合

医療法人設立認可に関する申請様式

最終更新日 2022年8月30日 | ページID 018524

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医療法人設立認可に関する申請様式

区分 様式
申請書 設立認可申請書
定款 社団モデル定款

財団モデル寄付行為

※基金制度を採用する場合は、定款について、次の通知
の定款例を参考に「基金」の章を追加すること。
医療法人の基金について(厚生労働省通知)

財産目録 設立当初において医療法人に所属すべき財産の財産目録

設立財産目録の明細書

預金残高証明書

負債内訳書(買掛金・リース等)

リース物件一覧表

負債根拠書類

買掛金引継承認願

リース引継承認願

名簿 役員及び社員の名簿
基金 基金の募集事項等の通知について

基金引受申込書

基金の割当ての決定について

基金拠出契約書

設立 設立総会議事録

設立趣意書

医療施設の概要 開設しようとする診療所の概要

周辺の概略図

建物平面図

建物賃貸借契約書

覚書

事業計画 設立後2年間の事業計画
※  初年度が6か月未満の場合は、3年度分作成してください。
予算書 設立後2年間の予算書

予算明細書

職員給与費内訳書

※  初年度が6か月未満の場合は、3年度分作成してください。

履歴書 履歴書

印鑑証明

承諾書・委任状 役員就任承諾書

管理者就任承諾書

委任状

免許証 医師免許証
過去2年間の実績表
確定申告書

 

 

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健康医療局地域医療課

電話番号:0776-20-0345 | ファックス:0776-20-0642 | メール:iryou@pref.fukui.lg.jp

福井市大手3丁目17-1(地図・アクセス)
受付時間 月曜日から金曜日 8時30分から17時15分(土曜・日曜・祝日・年末年始を除く)

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